食事で改善・腎臓病の悩み|サヨナラ辛い症状

医者

老廃物となりにくい食事

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老廃物をろ過する臓器

食事をとると、食べ物が体内で分解され、栄養分が血液内に溶け込みます。しかし分解される過程で、栄養分以外に老廃物も作り出され、それも一緒に血液に吸収されてしまいます。その血液をろ過して、老廃物のないクリアな状態にする働きをしている臓器が、腎臓です。したがって腎臓の機能が低下すると、十分に血液をろ過できなくなり、老廃物は血液に乗って体中に運ばれてしまいます。この状態が続くことで腎臓病になってしまうのですが、それを回避するため、あるいは進行を遅らせるためにおこなわれているのが、腎臓病食を利用した食事療法です。腎臓病食とは、分解されても老廃物となりにくい食材をメインとして使った食事のことです。これを使った食事療法をおこなっている間は、腎臓が多くろ過をせずに済むため、酷使が防がれることから、機能が保たれやすくなるのです。

たんぱく質と塩分が控えめ

食事療法用の腎臓病食には、低たんぱくで塩分が控えめという特徴があります。なぜならたんぱく質も塩分も、分解されることで老廃物となるからです。具体的にはたんぱく質は肉類に、塩分は醤油や味噌などの調味料に、多く含まれています。したがって腎臓病食は、野菜を中心とした薄味の食事ということになります。ただし、たんぱく質も塩分も、体には必要とされる栄養分です。したがって、必要最低限は摂取しなければ、体が栄養不足となり、食事療法がスムーズに進まなくなります。そのため腎臓病食は、その点をしっかりと計算して作られています。具体的には、1日のたんぱく質の摂取量を30gほど、塩分の摂取量を5gほどに調節してあるのです。こういった腎臓病食で食事療法を続けていれば、腎臓を労わることができ、腎臓病の発症や進行を防ぐことが可能になります。